残花

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zoom RSS 墨攻

<<   作成日時 : 2007/02/03 22:01  

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それにしても、アンディ・ラウはいい顔になったなあ! と思いました。いやもともと男前なんですが。顔つきがますますいい感じになってました。インファナルのときはちょっとゲソっとしてたしね。

趙軍に攻められている燕国の梁城城主からの依頼に答えて、墨者革離が、10万の大軍を相手にひとりで民衆をまとめあげ、奮戦するという話。
見た! 爽快! とか。かっこいい! とかいうような物語ではありませんでした。
国が他国に侵略され、大軍が攻めてきた、とにかく防げ、で終わらないところが物語の深味ですね。
戦に振り回され、嫉妬に振り回され、戦勝に誉れに振り回される。
何が大儀であったか分からなくなる。
物語に単純明快なわかりやすさがないのは、もともとの原作が酒見賢一の原作だからなあ……(笑)。あの人の書くものはちょっとどこか生々しく、まじめな顔で冗談言ってるというか、ホラ吹いてるというか、皮肉まじりに語っちゃうところがあるような印象がありますので。
そして、人間が複雑というか、「確かに、そうなるよなあ……」という方向に転がしていっちゃうんですよね。

しかし、軍事マニアでも軍略好きでもありませんが、あの大軍の整然と歩く姿には鳥肌が!(笑)
将軍が伝令に旗を渡して指令をするところとか、うおおおおおーと何か血が騒いでしまいました!(何故!)(だってああいうの必要なのって大軍だけだよ)(軍令、軍規とかには興味がある)
硫黄のアイデアはいいなあ、とか思いましたが、あの戦略は実際にあの時代使われたものなんでしょうか?
トラップをはっていたり、命令をいきわたらせ、統率によって戦の流れをスムーズにするのは分かるんだけど、あのお城の中で、火をつけた戦略は「ゲームみたいだなあ」と思いました。
頭上に巨大な瓶をセットしておいて、それを割って敵の上から油をふらせて、着火する、その大掛かりさがなんともなあ、と。でもすごかった!
あと、気球。

しかし後半に行くにつれて、物語がどんどんシビアに。
若さと、身分ゆえの傲岸さが顔にでまくった感じの若君を見てにやにやしちゃいましたが(まるで絵に描いたような! いい役者さんひっぱってきたなあ……(笑)と)、彼も革離に諭され、自分の身分や戦について考えていこうとしているのがいい感じでした。
「戦に勝つための助っ人よりも、民を守ろうとする君主が必要なのです」と言われて、まさに彼がしっかりとその道を行こうとしているところでの不幸……。
というか、どっかの将軍、そんなんしたら死ぬにきまってるやんけ!!! と思ったんですが。
国の先行きを案じ、非道を嫌った、次代を担う人間が死んでしまったことで、この国の命運はもう見えちゃってますね。
革命の英雄が民衆に殺されることも多いというのはこういうことなのかなと考えたり。
墨家が、梁への援軍を断り、墨家の教えを守るために一人で奮戦する革離ですが、何かの思想に忠実であろうとする人は、人をひきつけはするけれど、ある一方から見れば不可解なものなのでしょうね。ありもしない叛意を疑いたくなる。真意を疑う。己の立場に固執したり、自分の中に確たるものがない人には、疎ましい存在でもあるかもしれない。

そして、結局大国と思っていた敵国も、別の国の呑み込まれてしまう。そういう連鎖なのだなあ、と思うと、ほんとに侵略だとか戦だとか、どうしようもないなと。

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はじめまして、映画「墨攻」について記事を書いてみました。内容的に触れる部分がございまして興味深く拝見させていただきました。よろしければ私のブログも御訪問くださると嬉しく思いますm(_ _)m ...続きを見る
多摩区で湖畔が一番!恐ろしく似合う男♪の...
2007/02/05 00:14

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内 容 ニックネーム/日時
これ始めたら女釣れすぎwww
いつもテ〃リ嬢に金払ってたのがバカみてぇ。。
だってヤる度に金くれんだもんヽ(´ー`)ノ
ぶっちゃけ風俗は卒業ッス(´ー`)y─┛~~

http://darani9pi.net/raku/bLrvBcK0
祖千ン
2008/07/20 09:00

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